弱者男性だった僕の話③|投資で初めて「人生が変わるかもしれない」と思えた瞬間

体験談
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こんにちは、Akitoです。

前回の記事では、私の価値観が変わった出来事についてお話ししました。

今まで常識だと信じていたことを妄信するのではなく、「本当にそれって正しいのか?」「ケースによって変わるのではないか?」と疑い、自分なりの考えを持つようになっていきました。


投資との出会い

価値観が変わったからといって、すぐに人生が好転したわけではありません。

カナダへの留学(という名の旅行)から帰ってきた後、英語には多少の自信がついたものの、ビジネスで使えるレベルには程遠く、まともな就職先を見つけることができませんでした。

日雇いバイトで食いつなぐ日々。
日給は8,000円ほどで、将来につながる実感はまったくありませんでした。


投資への強い抵抗感

そんな中、私は何となくYouTubeを見るようになりました。
半分は娯楽、半分は現実逃避のようなものです。

そこで、ある資産形成系の動画に出会います。

当時の私は、

  • お金に執着するのはよくないこと
  • 汗水たらして働くのが正しい
  • 投資なんて危険でギャンブルみたいなもの

そんな価値観を、ほとんど疑うことなく信じていました。

もし以前のままだったら、その動画も「怪しい」で終わっていたと思います。

しかし、価値観が変わり始めていた私は、ふとこう思いました。

「本当に投資は全部危険なのだろうか?」
「一度くらい、自分で調べてみてもいいんじゃないか?」

この時、初めて投資というものを頭ごなしに否定せずに調べてみようと思ったのです。


インデックス投資との出会い

そこから私は、動画や本、ウェブサイトを使って投資について調べ始めました。

その中で出会ったのが、インデックス投資の考え方です。

長期・分散・積立によって、安定したリターンを狙う手法です。

かつてバブル景気のころは、銀行金利が非常に高く、大金を預金しておけば、金利でだけで生活できたと聞いたことがありました。
しかし現代の日本では銀行金利は非常に低く、それだけで食べていくことは不可能に近いです。

そのため私は、
「大金を貯めたところで、いずれなくなるから無意味だ。」
「どのみち一生働き続けなくちゃならないんだ。」
そう思い込んでいました。

しかしこの考え方に触れたとき、あることに気づきました。

「少しずつでもある程度安定して増え続けるなら、使っても減らないという状態があり得るのではないか?

お金は使えば減ると思い込んでいたそれまでの自分にはなかった発想だったのです。

「これなら、いずれ働かなくても済むかもしれない。」

大げさではなく、その時初めて「人生に出口がある」と感じたのを覚えています。


FIREという概念と現実

さらに調べる中で、FIREという考え方を知りました。

FIREとは「経済的自立と早期退職」を意味し、資産を運用することで得られる収益だけで生活していくというものです。

極端な話、5,000万円の資産があれば、年利5〜6%で運用した場合、年間250万〜300万円程度のリターンが見込めます。

これはあくまで理論上の話です。
実際には相場の変動もあり、資産が減ることもあります。
私自身も、含み損を抱える時期を経験しましたし、短期的にはマイナスになることもありました。

それでも当時の私にとっては十分でした。

年収300万円の自分でも、資産からの収入が加われば、

「余裕のある生活ができるかもしれない」
「結婚して家庭を持つことも現実になるかもしれない」

そう思えたことが、何より大きな希望でした。


小さな一歩

とはいえ、すぐに大きなお金を投資することはできませんでした。

最初は正直怖くて、月1万円からのスタートでした。

それでも続ける中で理解が深まり、最終的には旧NISAの上限である月33,333円まで積み立てを増やしました。

さらに特定口座も開設し、余剰資金はできる限り投資に回すようになっていきます。

実家暮らしで生活コストが低かったこともあり、かなり極端ではありますが、ほとんどの収入を投資に回していた時期もありました。


実際に資産が増えていく感覚

積み立てを始めた当初は、やはり不安がありました。

しかし数ヶ月が経ち、証券口座に小さな利益が表示されたとき、

「本当に増えるんだ」

という実感が湧きました。

それはアルバイトでは得られなかった感覚でした。

時間を切り売りするのではなく、お金が働いて増えていくという感覚。

この体験は、自分の中で大きな転換点になりました。


湧き上がる自信

そんな生活を5年ほど続けた頃、私は30歳目前になっていました。

相変わらず年収は高くなく、外から見れば何も変わっていないように見えたと思います。

しかし、内側では大きく変化していました。

証券口座の資産は、1,000万円を超えていたのです。

このとき、今まで感じたことのない感覚がありました。

根拠のある自信です。

1,000万円という金額自体もそうですが、これを続けることが出来たというのが大きな自信になりました。
インデックス投資では資産が複利で増えるという性質があります。

「5年で1,000万円なのだから、10年では2,000万円以上、20年では5,000万円を超えていてもおかしくない・・・。」
「このまま続ければ、自分の人生は変えられるかもしれない」

当然成績は相場によりますので、ここまでうまくはいかないかもしれません。
しかし、かつては全く見えなかった未来が、現実味を帯びてきているのを実感することが出来たのです。


当時の僕がやったこと

当時の僕は実際には特別なことはしていません。

  • 投資を頭ごなしに否定せず、一度調べてみた
  • 基本的なインデックス投資を理解した
  • 少額からでも始めてみた

この3つだけです。

僕が状況的に恵まれていたのは、実家暮らしで生活費がほとんどかからなかったということです。
本来であれば実家に多少のお金を入れたりもするのでしょうが、僕はギリギリまで親のすねをかじり、払わないで済むお金は払わないようにしました。
そのおかげでお給料の大部分を投資に回すことが出来たのです。

そこまで投資にお金が回せなかったとしても、もう少し時間をかけてコツコツやっていけば1,000万円という金額は決して不可能ではありません。

少なくとも、「どうせ一生働き続けるしかない」と思い込んでいた、低収入・非正規の僕でも5年ほどで1,000万円を達成できました。当時の自分からは、想像もできなかったことです。

次回の記事では、1,000万円を手にし、自信が持てた僕の行動がどのように変わっていったか、その後の僕の変化について書いていきます。


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